子供から大人まで大好きな麺類というと、 うどん ラーメン 蕎麦 この3種類がぱっと思い浮かびますよね。 しかも、とてもリーズナブルに食べられるのも人気の秘訣で、どこのショッピングモールにもだいたい出店されています。
そんな何気なくいつも食べている麺類ですがいったいどのように違うのか、あなたは詳しく説明できますか?

うどん・ラーメン・蕎麦

この3種類がどのように作られているのか。
また、どのような原料が使われているのか。 そんな基本的な、知っていそうで実は知らない豆知識をお届けしましょう。

うどん・ラーメン・蕎麦の主原料とは

うどんまず、うどんは小麦粉から作られています。 小麦粉には種類があることをご存知でしょうか。
一般的な小麦粉は「薄力粉」 そして、パンなどを作る際に使用されているのが「強力粉」です。 この薄力粉と強力粉の中間が中力粉と言いますが、これはフランスパンを作るときなどにも利用されています。 うどんは、中力粉と塩。そして水により作られています。

ラーメン次にラーメンですが、ラーメンも小麦粉により作られています。ですが、ラーメンは「白」ではなく「黄色」ですよね?
なぜ、小麦粉なのに黄色いのか。 その理由は、「かんすい」にあります。
ラーメンを作る際には、小麦粉にアルカリ塩水溶液である「かんすい」を配合することで、コシや風味を演出します。










最後にお蕎麦ですが、蕎麦は主原料にそば粉を使用します。
そば粉とは、そばの実を挽いたものであり、全体の30%以上配合することで蕎麦という商品になりますが、つなぎである小麦粉も十割そば以外の商品には配合されています。

このように、原料が少しづつ異なるのが、うどん・らーめん・蕎麦の大きな違いとなります。

同じ小麦粉を使用しているパスタは

パスタどのように違うのか パスタの原料をチェックしてみると、「デュラム小麦セモリナ」と書かれてますよね。
特徴は、タンパク質が非常に豊富で1つ1つの粒がかなり弾力がある点です。 通常の小麦粉とは性質が違うので、同じ小麦でも「違うもの」と考えるのが正解で、パスタに適した小麦粉と考えてください。
そのため、同じ小麦粉でも味や食感など、すべてが異なるのです。
ちなみに、「デュラム」は小麦の種類で、「セモリナ」は粉の製法(粗挽き)を指しています。 知っていて損はない豆知識なので、この機会にぜひ覚えてくださいね。