昔から蕎麦は体に良い食べ物として知られていますが、あなたはなぜ蕎麦が体に良いと言われているのかご存知でしょうか。 例えば風邪をひいた時や体調がすぐれない時に消化に良い食べ物を食べましょうと言われますが、そばは柔らかく煮たうどん同様に消化が良いとされています。
そばには一体どんな成分が含まれているのか。
また、私たちの体にどのような作用をもたらすのか。 今日はその点についてご覧いただきたいと思います。
そばに含まれる代表的な成分とは
そばに含まれている代表的な成分がルチンです。
ルチンはポリフェノールの一種でそば粉やアスパラガスなどにも多く含まれています。 ルチンの主な効果は、 血流改善効果 生活習慣病予防 高血糖・高血圧の予防 冷え性改善 このように言われており、健康だけではなく美容にも大変効果的だと言われています。
また、タンパク質やビタミンB群を多く含みますので、主食として食べられているお米や小麦粉を使った麺類よりも万能だと言えます。
蕎麦を食べていると長生きできるのか
日本でも近年社会問題になっている生活習慣病の予防ができる蕎麦は、長寿食としても注目が集まっています。
また、生活習慣病だけでなく注目されているのが老人性痴呆症の予防です。 そばに多く含まれるルチンやビタミン類には認知症予防する効果があると実証されており、日本国内で蕎麦屋さんがとても多い長野県では、男女ともに寿命が伸びてきているというデータもあります。
蕎麦には二日酔いも防ぐ効果があるの本当か
そば屋さんで蕎麦を食べると最後に蕎麦湯出てくることが多いですよね。 蕎麦湯には多くの栄養素が含まれており、二日酔いに効果が高いと言われているナイアシンも含まれます。
最近では、そば茶割りやそば湯割りといったお酒も人気を集めており、おいしいだけでなく翌日にアルコールを持ち越さないというのが人気の秘訣だと聞きます。 もちろん、そば茶割りやそば湯割りでなくても 、シメのラーメンを蕎麦に変えるだけで高い効果を実感できると思います。
美肌を保ちたければ蕎麦を食べよう
そばに含まれているルチンには抗酸化作用が期待できますから、細胞を錆びつかせて老化現象を加速させる活性酸素を取り除くこともできます。 いつまでも若々しくいたいと言う方はもちろんですが、若い肌を長く保ちたいと考えている女性にも蕎麦はとてもオススメです。
便秘予防にもつながりますので、肌荒れが気になっている方もぜひ積極的に蕎麦を取り入れてみてくださいね。